ピロリ菌除去への道(2)感染源・リスクetc

前回「(1)十二指腸潰瘍になる」の続き。
胃腸科で経鼻胃内視鏡検査をしたときに、ついでにピロリ菌検査をお願いしたら、結果は陽性(細菌をもっていた)でした。
十二指腸潰瘍にもかかったこともあり、「おちついたらピロリ菌除去をしたほうがいい」と主治医に勧められたものの、とりあえず胃の痛みが治まったことと、忙しさを言い訳に、1年間そのままにしていました。

年が明け、だんだん「陽性なのに何も対処しないのは不安…」という思いが強くなって、ついにピロリ菌除去をすることに決めました。
ピロリ菌は家庭内感染しやすいとのことなので、ついでに夫にも検査してもらおうと思います。(3)につづく。
では、ピロリ菌について簡単に紹介します。

【ヘリコバクター・ピロリ Helicobacter pylori(ピロリ菌)】

胃・幽門に生息するピロリ菌

★特徴
ヘリコバクターピロリ(以下、ピロリ菌)は、今から30年前の1983年に発見された細菌(バクテリア)です
らせん状(ヘリコ)をした 菌の形と、胃の幽門部*(ピロリ)に多く生息していることが名前の由来です。
*幽門部…胃と十二指腸につながる部分(胃の一部)

★感染経路・日本人の感染率
感染経路について、まだすべてが解明されているわけではありませんが、乳児・小児期に感染するケースが多く、多くは経口感染(口から口への感染)といわれています。また、一部の地域の地下水(井戸水)からピロリ菌が検出されており、水質検査がしっかり行われていなかった時代に感染源となっていた可能性もあると指摘されています。
↑母子感染が多いので、虫歯同様に、感染している可能性がある人は、乳幼児への口移しや口へのキスを避けた方がいいですね。

日本での感染率は、世代によって異なり、10〜20代では20%前後ですが、まだ衛生環境が悪かった時代に生まれた世代いわゆる団塊の世代と呼ばれる中高年以上では7〜8割になります。

★身体への影響
長い間感染し続けていると、胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍のリスクが上がります。1992年には、WHOの下部団体「国際がん研究機関」がピロリ菌を「ヒトの発がん因子」として正式に認定しています。

除去する方法
抗生物質等の服薬
(例:プロトンポンプ阻害剤(PPI)と2種類の抗生物質を組み合わせて服用)※詳しくは、近くの胃腸科、または、ピロリ菌除去を行っている医療機関に聞いてみましょう。

ピロリ菌除去の費用の目安
◇自費(全額自己負担・保険不適用)
30,000円〜40,000円
(検査+一次除菌療法+二次除菌療法をした場合)※自費治療なので医療機関により異なります。

★保険適用条件について(2013年2月時点)new!
ヘリコバクター・ピロリの除菌療法の保険適用は、
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌ESD 後、慢性胃炎(2013.2~)の診断を受けた人対象。


それ以外は自費(全額自己負担)

【ピロリ菌に関する詳しい説明が書いてあるサイト】
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